「蒙古タンメンの冷凍が販売終了したのでは?」と不安に感じていませんか。
以前はセブンイレブンで見かけたのに、最近はないことも。もしかすると、過去に販売されていた「まぜそば」が売ってない状況と混同している方もいるかもしれません。
人気の「汁なし麻辛麺」は、リニューアルを経て販売が継続されています。ただし、一部では「まずい」といった感想や、逆に「辛すぎ」るという評価もあり、実際のところが気になる方も多いでしょう。
この記事では、蒙古タンメンの冷凍食品に関する販売終了の噂の真相、現在の販売状況、そして味の評判について詳しく解説します。
蒙古タンメンの冷凍は販売終了?噂の真相
- 蒙古タンメンの冷凍とは「汁なし麻辛麺」
- 主な販売店はセブンイレブン
- 汁なし麻辛麺はまずい?味の評価
- 北極級?辛すぎという口コミも
- 辛さを調整する「花椒入り辣油」
- カップ麺との味や食感の違い
蒙古タンメンの冷凍とは「汁なし麻辛麺」
現在「蒙古タンメンの冷凍」として主に流通している商品は、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」です。これは、人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」が監修し、日清食品冷凍が製造するセブン&アイグループの共同開発商品となります。
2018年6月に発売され、2021年10月にはリニューアルが行われました。
この商品は、お店の「蒙古タンメン」にのっている辛旨な麻婆豆腐をベースにした「汁なし麺」です。冷凍された麺と具入りの餡(豆腐、豚挽き肉、たけのこ、ニラなど)が一体となっており、電子レンジで加熱するだけで食べられます。
セブン‐イレブンの公式サイトによると、1食(350g)あたりの熱量は567kcalとされています。
注意点として、これはスープのある「ラーメン」ではなく、あくまで「汁なし麺」であるため、カップ麺の「辛旨味噌」とは異なるジャンルの商品です。
主な販売店はセブンイレブン
「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」は、セブン&アイグループのオリジナル商品であるため、主な販売店は全国のセブンイレブンです。基本的には冷凍食品コーナーで取り扱われています。
ただし、全てのお店で常時在庫があるとは限りません。店舗の規模や立地、在庫方針によって、取り扱いがない場合や、一時的に品切れになっているケースも考えられます。
もし近所のセブンイレブンで見つからない場合は、別のお店を探すか、店舗スタッフに入荷予定を問い合わせてみるとよいでしょう。
また、Amazonなどの一部オンラインショップで取り扱われることもありますが、これらは公式ルートではなく、価格が割高であったり、別途冷凍便の送料がかかったりする場合が多いため、購入時には条件をよく確認することが大切です。
汁なし麻辛麺はまずい?味の評価
「汁なし麻辛麺」の味については、「まずい」という否定的な意見が一部で見られる一方で、「中毒性がある」「美味しい」といった肯定的な評価が数多く存在します。
「まずい」と感じる理由
「まずい」と感じる方の理由としては、冷凍食品特有の豆腐の食感が苦手、麻婆豆腐の餡の味が濃すぎる、またはニンニクの風味が強すぎるといった点が挙げられるようです。
また、カップ麺の「辛旨味噌ラーメン」をイメージして食べると、全く異なる「汁なし麺」であるため、期待と異なったという感想を持つ場合もあります。
「美味しい」と感じる理由
一方「美味しい」と評価する方は、冷凍麺とは思えないほどの麺のモチモチとした食感を高く評価しています。平打ちの太麺が、豚挽き肉や動物系エキスの旨味が溶け込んだ濃厚な餡とよく絡みます。
唐辛子の辛さだけでなく、味噌や野菜の甘み、ニンニクの風味が一体となった「旨辛さ」が、まさに「中毒性の塊」と評される理由です。
北極級?辛すぎという口コミも
「汁なし麻辛麺」は、辛さに関しても「辛すぎ」という意見と「全く辛くない」という意見に両極端に分かれる傾向があります。
この理由は、商品に別添されている「花椒入り辛旨辣油」で辛さを調整できる仕様になっているためです。
パッケージには、辣油を入れない状態が「味噌タンメン級」、半量で「蒙古タンメン級」、そして全量入れると「北極ラーメン級」の辛さになると記載されています。
実際に全量入れた人の感想としては、「ビリビリと痺れる辛さで唇が痛い」「水を4杯飲んだ」といった強烈な辛さを報告する声があります。
しかし、店舗の「北極ラーメン」を知っている人からは「全量入れても北極には程遠い」「辛さ目当てで買うとがっかりする」という真逆の意見も少なくありません。
辛さの感じ方には個人差が非常に大きいため、初めて食べる方や辛さにあまり強くない方は、まず辣油を入れずに一口試し、そこから少しずつ加えて調整する方法をおすすめします。
辛さを調整する「花椒入り辣油」
前述の通り「汁なし麻辛麺」の味の決め手となるのが、別添の「花椒入り辛旨辣油」です。
この辣油は、単に唐辛子の辛さ(辣:ラー)を加えるだけでなく、花椒(ホアジャオ)特有の舌が痺れるような感覚(麻:マー)をもたらすのが特徴です。
この「麻」と「辣」が組み合わさることで、より本格的で複雑な辛さを生み出します。
辣油を全量入れると、辛さと痺れが格段に増し、全体の風味も大きく変わります。逆に言えば、この辣油を加えなければ、辛さはかなり抑えられ、味噌とニンニクの旨味を主体とした味わいを楽しめます。
自分の好みに合わせて、全く入れない、数滴だけ垂らす、半分入れる、全部入れる、といったように細かく調整できる点が、この商品の大きな魅力と言えるでしょう。
カップ麺との味や食感の違い
「汁なし麻辛麺(冷凍)」と、同じくセブンイレブンで人気の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌(カップ麺)」は、名前は似ていますが全く異なる商品です。
麺と食感
冷凍の「汁なし麻辛麺」は、電子レンジで加熱するタイプの冷凍麺です。平打ちの太麺が特徴で、生麺に近いモチモチとした強いコシが感じられます。
一方、カップ麺は油揚げ麺(フライ麺)を使用しており、お湯を注いで戻すため、食感はスナック的で異なります。
味と具材
冷凍は「汁なし」であり、濃厚な麻婆豆腐の餡を麺に絡めて食べます。具材は豆腐、豚挽き肉、たけのこ、ニラなどが中心です。
カップ麺は「汁あり」の味噌ラーメンで、辛旨な味噌スープが特徴です。具材は豆腐のほか、キャベツ、キクラゲ、ニンジンなど野菜が主体となっています。
一般的に、冷凍の「汁なし麻辛麺」の方が、よりお店の「麻婆豆腐」の味に近いとされています。
蒙古タンメンの冷凍が販売終了と誤解される理由
- 焼きそば(まぜそば)が売ってない?
- 過去のリニューアル情報と現行品
- 冷凍が買えない時の代替品
- 総括:蒙古タンメンの冷凍は販売終了ではない
焼きそば(まぜそば)が売ってない?
「蒙古タンメンの冷凍が販売終了した」という噂が流れる一因として、過去に販売されていた「蒙古タンメン中本 辛旨やきそば」の存在が考えられます。
この商品は冷凍食品ではなく、日清食品が製造する「カップ焼きそば(インスタント麺)」です。2018年に初めて登場し、その後、毎年5月頃にセブンイレブン限定で再販されるのが恒例でした。
しかし、データベースの情報によると、このカップ焼きそばは2023年5月の販売が最後となり、2024年および2025年10月現在、再販の情報は確認されていません。
この「辛旨やきそば」(まぜそばとも呼ばれる)が店頭から消えたため、「蒙古タンメンの商品が売ってない」=「(冷凍の商品も)販売終了した」と誤解された可能性が指摘できます。
過去のリニューアル情報と現行品
前述の通り、現行の冷凍「汁なし麻辛麺」は、2021年10月にリニューアルされています。
商品がリニューアルされる際、一時的に旧商品と新商品の切り替えで品薄になったり、パッケージデザインが変わることで「以前の商品がなくなった」と感じたりすることがあります。
2021年のリニューアルから時間は経過していますが、こうした過去の変更情報が「販売終了」の噂として残っている可能性も否定できません。
また、店舗によっては在庫管理の都合上、一時的に発注を停止することもあり得ます。特定のお店で継続的に見かけなくなった場合、販売終了と誤解してしまうケースもあるでしょう。
冷凍が買えない時の代替品
「汁なし麻辛麺」がどうしても見つからない場合、他の「蒙古タンメン中本」コラボ商品で辛旨な味わいを楽しむことができます。
蒙古タンメン中本 辛旨味噌(カップ麺)
最も手に入りやすい代替品が、定番のカップ麺です。セブンイレブンで広く取り扱われており、辛旨な味噌スープを手軽に楽しめます。
蒙古タンメン中本 北極ラーメン(カップ麺)
さらに強い辛さを求める場合は、数量限定で発売される「北極ラーメン」のカップ麺も選択肢になります。こちらは「汁なし麻辛麺」の辣油全入れよりも辛いと感じる人が多いようです。
他社の辛旨系商品
中本コラボ以外にも、セブンイレブンや他のコンビニ、スーパーには辛旨系の冷凍麺やカップ麺が多数あります。
例えば「辛ラーメン(袋麺・カップ麺)」「ペヤング 獄激辛やきそば」「日清 辛麺」なども、刺激的な辛さを求める際には代替品となり得ます。
総括:蒙古タンメンの冷凍は販売終了ではない
「蒙古タンメン 冷凍 販売終了」というキーワードについて調査した結果のまとめです。
- 「蒙古タンメンの冷凍」として販売されているのは「汁なし麻辛麺」
- この商品は2025年10月現在、販売終了していない
- 全国のセブンイレブン冷凍コーナーが主な販売場所
- 店舗によっては在庫切れや取り扱いがない場合もある
- 「まずい」という意見もあるが「モチモチの麺が美味しい」と高評価も多数
- 「辛すぎ」るかどうかは別添の「花椒入り辛旨辣油」で調整可能
- 辣油全入れで「北極ラーメン級」と表記されている
- ただし店舗の北極より辛くないという意見も多い
- 辛さの感じ方には個人差があるため調整が推奨される
- 「焼きそば(まぜそば)」はカップ麺であり冷凍品ではない
- 「焼きそば(まぜそば)」は2023年を最後に再販がなく事実上の終売状態
- この「焼きそば」が売ってないことと冷凍品が混同されている可能性
- 「汁なし麻辛麺」は2021年10月にリニューアルされている
- 冷凍品が買えない時はカップ麺の「辛旨味噌」などが代替品となる
- 最新の在庫状況は最寄りのセブンイレブンで確認するのが確実