長年愛されてきた「ビオレ さらさらパウダーシート」が店頭から姿を消し、なぜ販売終了したの?と疑問に思っている方も多いようです。
ビオレ さらさらパウダーシートとは、汗をかいた時のベタつきを手軽にリフレッシュできる定番アイテムでした。特に夏場には、10枚入りの携帯用を持ち歩いたり、大容量の詰め替え用を常備したりしていた方もいるでしょう。
今回の販売終了に伴い、後継品は何か、値段や口コミはどう変わったのか、また顔にも使えたのかといった情報を探している方に向けて、詳細を解説します。
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ビオレ さらさらパウダーシートはなぜ販売終了?理由を調査
- ビオレ さらさらパウダーシートとは
- なぜ販売終了?公式発表と理由
- 廃盤となった詰め替え用ボックス
- 10枚入り携帯用はまだ買える?
- 現在の値段と購入場所
- 人気だった匂いの種類は?
ビオレ さらさらパウダーシートとは
ビオレ さらさらパウダーシートは、花王が長年にわたり販売してきた制汗・デオドラント用のボディシートです。汗のベタつきやニオイを拭き取りながら、透明な「さらさらパウダー」が肌に残り、長時間サラサラ感が持続する点が最大の特徴でした。
皮脂クリア処方を採用し、ベタつきの原因となる皮脂をしっかり吸着します。また、シートは4層構造で破れにくく、1枚で全身を拭ける使い勝手の良さも支持されていました。
さわやかせっけんの香りやひんやりシトラスの香りなど、香りのバリエーションも提供され、多くの人にとって夏の必需品として親しまれてきた商品です。
なぜ販売終了?公式発表と理由
ビオレ さらさらパウダーシートが販売終了した理由は、後継商品へのリニューアルが主な要因です。
花王は公式サイトや公式SNSアカウントを通じて、ビオレ さらさらパウダーシートのボックスタイプ(本体・詰め替え用)が2025年2月2日をもって製造終了したことを発表しました。
📣お知らせ
ビオレさらさらパウダーシート
ボックスタイプをご愛用の方へ本製品は製造終了いたしましたが
在庫限りでMy Kao Mallにて販売中です。
現在、せっけんの香りのみ在庫がございます。
お探しの方はチェックしてみてください。
※なくなり次第、終了となります🙇♀️https://t.co/4GBqBEqbWK pic.twitter.com/wxuT3hvdY7— ビオレZero【公式】 (@BioreZero_jp) June 26, 2024
花王が販売終了の具体的な理由を詳細に公表しているわけではありませんが、市場のニーズの変化に対応した商品リニューアルが背景にあると考えられます。
実際、製造終了とほぼ同時期の2025年2月8日に、後継品として「ビオレZero さらさらパウダーシート」が新発売されました。
このビオレZeroは、従来のさらさら感を維持しつつ、敏感肌への配慮や環境負荷の低減といった、現代の消費者が求める要素を取り入れた設計となっています。
また、競合他社からも多様な機能や香りを持つボディシートが多数発売されており、市場競争の中でブランドの再編や主力商品の見直しが行われた結果と推察されます。
廃盤となった詰め替え用ボックス
今回の製造終了で、特に愛用者から惜しむ声が上がっているのが、大容量のボックスタイプ(本体および詰め替え用)です。
2025年2月2日の製造終了に伴い、以下の主要なボックスタイプ製品がすべて廃盤となりました。
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ビオレ さらさらパウダーシート さわやかせっけんの香り [ボックスタイプ]
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ビオレ さらさらパウダーシート ひんやりシトラスの香り [ボックスタイプ]
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ビオレ さらさらパウダーシート 薬用デオドラント 無香料 [ボックスタイプ]
これらの製品は、自宅やオフィスでのストック用として非常に人気が高かったため、製造終了の発表直後からオンラインショップなどでまとめ買いの動きも見られました。
現在では、店頭・オンラインともに在庫限りの販売となっており、入手は非常に困難になっています。
10枚入り携帯用はまだ買える?
ボックスタイプが完全に製造終了となった一方で、携帯に便利な10枚入りのタイプは、一部の香りが販売を継続しています。
ただし、これも在庫がなくなり次第、順次販売終了となる見込みです。現在、市場で比較的見つけやすいのは以下の定番の香りです。
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ビオレ さらさらパウダーシート さわやかせっけんの香り [携帯用]
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ビオレ さらさらパウダーシート ひんやりシトラスの香り [携帯用]
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ビオレ さらさらパウダーシート 薬用デオドラント 無香料 [携帯用]
一方で、過去に販売されていた「香りマジック ひえひえミントto完熟ベリー」や「さわやかマリンtoふわっとフローラル」といった携帯用シリーズは、すでに廃盤となっています。
携帯用もいずれは後継品のビオレZeroに完全に移行していくものと考えられます。
現在の値段と購入場所
ビオレ さらさらパウダーシートの携帯用(10枚入り)や、運が良ければ見つかるボックスタイプの在庫は、以下の場所で購入できる可能性があります。
ドラッグストアやスーパー
マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局などの大型ドラッグストアや、イオン、イトーヨーカドーといったスーパーの日用品売り場では、携帯用(10枚入り)が在庫限りで販売されていることがあります。
値段は店舗によって異なりますが、おおむね200円から350円程度が相場です。ただし、ボックスタイプの発見は困難な状況です。
コンビニエンスストア
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニでも、携帯用が取り扱われている場合があります。ドラッグストアなどと比較すると、値段はやや高め(約250円~350円)に設定されていることが多いです。
オンラインショップ
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインモールでは、携帯用のまとめ買いセットや、ボックスタイプの詰め替え用が在庫限りで販売されています。
ただし、すでに希少品となっているため、値段は定価よりも高騰しているケース(例:詰替36枚×4個セットで3,000円台など)が目立ちます。
花王の公式通販サイト「My Kao Mall」でも一部取り扱いがありましたが、2024年6月時点の情報では在庫限りとなっており、現在は完売している可能性が高いです。確実に入手したい場合は、オンラインショップでの早めの購入が推奨されますが、価格の確認は必須です。
人気だった匂いの種類は?
ビオレ さらさらパウダーシートは、定番の香りからユニークなものまで、多様なラインナップで人気を博していました。
特に長年愛用されてきたのは、以下の3種類です。
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さわやかせっけんの香り: 最もベーシックで、清潔感のある香りが特徴。使用するシーンを選ばないため、幅広く支持されました。
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ひんやりシトラスの香り: 拭いた瞬間に清涼感を感じられるメントール配合タイプ。スッキリとした柑橘系の香りが夏場に人気でした。
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薬用デオドラント 無香料: 香りが不要な方や、殺菌・制汗効果を重視する方に選ばれたタイプです。
この他にも、拭いた後に香りが変わる「香りマジック」シリーズ(例:ひえひえミントto完熟ベリー)など、期間限定や特定のニーズに応える商品も展開されていました。
ビオレ さらさらパウダーシートはなぜ販売終了?代替品情報
- 顔への使用は可能?
- 愛用者の口コミや評判まとめ
- 後継品ビオレZeroとの違い
顔への使用は可能?
ビオレ さらさらパウダーシートはボディ用として販売されていましたが、顔に使用していた方もいるようです。
公式サイトの情報に基づくと、通常の「ビオレ さらさらパウダーシート」(せっけんやシトラスの香りなど)は、顔への使用も可能とされていました。ただし、アルコール(エタノール)やパウダーが含まれているため、肌が敏感な目のまわりへの使用は避けるよう注意喚起がされていました。
一方で、注意が必要なのは「ビオレ さらさらパウダーシート 薬用デオドラント」タイプです。こちらは殺菌成分や制汗成分が含まれており、ワキなどのニオイを防ぐことを主目的としています。そのため、花王は薬用デオドラントタイプの顔へのご使用は推奨しておりません。
もし顔の汗やベタつきを拭きたい場合は、ボディ用シートではなく、専用のフェイスシートを使用するのが最も安全と言えます。
愛用者の口コミや評判まとめ
今回の販売終了に関して、SNSやレビューサイトでは愛用者から多くの口コミが寄せられています(参照:@COSME)
旧製品を惜しむ声
最も多いのは、やはり廃盤を惜しむ声です。「長年愛用していたのにショック」「ボックスタイプがないと夏を越せない」「無香料タイプが使いやすかったのに」といった、生活必需品を失ったかのような悲しみの声が目立ちます。
評価されていたポイント
旧製品のどのような点が評価されていたかも浮き彫りになっています。「薄めのシートで、かさばらず持ち運びやすかった」「シートのサイズと厚みが絶妙で、1枚でしっかり拭けた」「パウダーのおかげで本当にサラサラ感が続いた」といった、使用感や携帯性への高い評価が確認できます。
ただし、シートの厚みや耐久性については意見が分かれる部分もあり、「厚手で破れにくい」という声と、「薄めで少し破けやすい」という声の両方が存在しました。
代替品を求める声と他社製品の比較
販売終了に伴い、多くの方が代わりとなる代替品を探しています。後継品である「ビオレZero」を試したものの、「旧製品ほどのサラサラ感が得られない」「シートが厚手になった」と感じる人もいるようです。
こうした背景から、他のブランドのボディシートを検討する動きも活発です。口コミでは、以下のような製品が代替品候補として挙げられることがあります。
| ブランド名 | 商品名(一例) | 特徴(データベース・検索情報より) |
| マンダム | ハッピーデオ ボディシート | ディズニーデザインなど種類が豊富。「うるサラ」タイプと「極冷」タイプがある。シートは大きめ(36枚入など)。 |
| Ban(バン) | さっぱり感 PREMIUMシート | 「パウダーin」「ノンパウダー」「クール」の3タイプ。マイクロ繊維の「なめらかシート」で拭き心地を重視。シートは厚手・大判。 |
| ギャツビー | パーフェクトクリアシート | パウダー配合でサラサラ感が長続きするとされる。せっけんやシトラスの香りがあり、旧製品に近い使用感が期待されることも。 |
| SEA BREEZE | フェイス&ボディシート | 1枚で顔から体まで拭ける大判シートが特徴。メントール配合で爽快感が強いタイプが多い。 |
後継品ビオレZeroとの違い
ビオレ さらさらパウダーシートの実質的な後継品として登場したのが、「ビオレZero さらさらパウダーシート」です。旧製品を愛用していた方にとっては、この新商品が代替品となり得るかが最大の関心事でしょう。
ビオレZeroの主な特徴
ビオレZeroは、旧製品の良さを引き継ぎつつ、現代のニーズに合わせて進化した点が特徴です。
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持続型パウダーヴェール: 汗を乾かし続けるパウダーがヴェールのように肌を包み込み、サラサラ感が長時間持続するとされています。
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凸凹ウェーブシート: 汚れやベタつきをしっかりキャッチするために、シートの形状が改良されました。
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素材の変更: データベース情報によれば、天然コットンを使用し、肌触りの柔らかさを追求しているとの情報もあります。
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ラインナップ: 携帯しやすい10枚入りのコンパクトサイズ(150mm×100mm)が中心で、「やさしいせっけんの香り」「可憐なフローラルの香り」「クール無香性」などが展開されています。また、1枚で全身拭ける大判シートもラインナップされているようです。
旧製品との違いと注意点
後継品とはいえ、使用感にはいくつかの違いが報告されています。前述の口コミにもある通り、「旧製品の方がサラサラ感が強かった」「ビオレZeroはシートが厚手で、旧製品の薄さが好きだった」といった声があります。
これは、ビオレZeroが肌へのやさしさやシートの耐久性(厚手でハリのある破れにくいシート、と検索結果1.5に記載あり)を重視した結果、旧製品とは異なる使用感になった可能性があります。
旧製品の「薄さ」や「強力なサラサラ感」を最重要視していた方にとっては、ビオTeroが完全に満足のいく代替品にならない場合も考えられます。まずは10枚入りを試してみて、ご自身の好みと合うかを確認するのがおすすめです。
ビオレ さらさらパウダーシートはなぜ販売終了?総括
ビオレ さらさらパウダーシート 販売終了 なぜ、という疑問について、理由や代替品の情報をまとめてきました。最後に、この記事の要点を箇条書きで振り返ります。
- ビオレ さらさらパウダーシートのボックスタイプは2025年2月2日に製造終了
- 販売終了の主な理由は後継品「ビオレZero」へのリニューアル
- 市場の変化や競合製品の増加も背景にあると推察される
- 詰め替え用を含むボックスタイプは全て廃盤となり在庫限り
- 10枚入りの携帯用は一部の香りが在庫限りで販売継続中
- 携帯用の値段はドラッグストアなどで約200円~350円が目安
- オンラインショップでは在庫があるが価格が高騰している場合がある
- 人気だった匂いは「さわやかせっけん」「ひんやりシトラス」「薬用デオドラント 無香料」
- 顔への使用は薬用デオドラントタイプ以外なら可能だった(目の周りは除く)
- 旧製品の愛用者からは廃盤を惜しむ口コミが多数寄せられている
- 「薄さ」や「サラサラ感」が旧製品の評価ポイントだった
- 後継品は「ビオレZero さらさらパウダーシート」
- ビオレZeroは「持続型パウダーヴェール」や「凸凹ウェーブシート」が特徴
- ビオレZeroは旧製品と比べて「サラサラ感が弱い」「シートが厚手」との口コミもある
- 代替品候補としてマンダム、Ban、ギャツビー、シーブリーズなども検討されている
