カリポリ販売終了の理由は?似たお菓子も解説

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かつて子供たちに愛されたカバヤのお菓子、カリポリ。あの独特の食感のキャンディが最近見当たらないと寂しく思っている方も多いのではないでしょうか。

カリポリの販売終了の理由を調べていると、様々な背景が見えてきます。

この記事では、カバヤがなぜ販売終了という判断に至ったのか、その理由を推測しつつ、現在まだ売ってる場所はあるのか、通販での取り扱いや、代わりになる似てるお菓子についても調査します。

また、同名のおつまみである貝ひもとの違いや、自宅での作り方の可能性に至るまで、カリポリに関する情報を網羅的にお届けします。

記事のポイント
  • カリポリがいつ頃販売終了したのか、その正確な時期
  • メーカーが公表していない販売終了の背景にある複数の推測
  • 現在の店舗や通販での入手可能性
  • カリポリの代わりとして楽しめる似たお菓子
 
\カリポリとは別モノ。でもうまさは本物。カリポリ貝ひも販売中!/

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カリポリ販売終了の理由と基本情報

  • カリポリはどんなキャンディだった?
  • 販売終了は2017年頃か
  • 推測される販売終了の理由3選

カリポリはどんなキャンディだった?

カリポリは、カバヤ食品株式会社がかつて販売していたスティック状のキャンディです。

正確な発売年月日は公式に記録されていませんが、多くの人々の記憶や情報によれば、特に1990年代から2000年代初頭にかけて駄菓子屋やスーパーマーケットで広く流通し、子供たちの人気を集めました。

その最大の特徴は、商品名が示す通りの「カリッ」「ポリッ」とした独特の食感にあります。この食感は、中心部がラムネのような少し柔らかい層で、その外側を硬いキャンディでコーティングするという二層構造によって生み出されていました。

噛んだ瞬間に外側の硬い層が割れ、中の層と混ざり合うことで、他にはない歯ごたえと口どけを楽しめたのです。

当時は駄菓子ブームもありましたが、その中でもカリポリは、シュワっとした炭酸系のフレーバーで確固たる地位を築いていたと考えられます。代表的な「コーラ&ソーダ」味や、「いちご&ぶどう」「グレープソーダ&パインソーダ」といったフルーツ系のバリエーションも存在しました。

1つのパッケージには個包装されたスティックが複数ペア入っており、2種類の異なるフレーバーがセットになっている点も人気でした。友達と交換して楽しむといった光景もよく見られたほか、期間限定で人気アニメとコラボレーションしたパッケージが登場することもあったようです。

手頃な価格設定と持ち運びやすい形状から、主に小学生を中心とした子供たちに支持され、遠足のおやつの定番としても親しまれていたお菓子です。

販売終了は2017年頃か

長年親しまれてきたカリポリですが、カバヤ食品からの公式な販売終了のアナウンスはありませんでした。そのため、いつの間にか店頭から姿を消していた、という印象を持っている方が多いようです。

SNS上の投稿や各種情報を総合すると、2017年頃を境に「カリポリを見かけなくなった」「どこにも売ってない」といった声が急増しています。このことから、2017年頃に製造および出荷が終了し、市場から静かに姿を消していったと推測するのが最も有力です。

販売終了から数年が経過した現在、当時の在庫が残っている可能性は極めて低く、入手は非常に困難な状況となっています。

推測される販売終了の理由3選

メーカーから正式な発表がないため、カリポリが販売終了に至った理由はあくまで推測となります。しかし、当時の市場環境や他の商品の動向から、いくつかの複合的な要因が考えられます。

1. 菓子市場の競争激化と嗜好の変化

お菓子業界、特に子供向けの市場は非常に変化が激しく、毎年のように新しい食感やフレーバーの商品が登場します。

カリポリが人気だった1990年代~2000年代とは異なり、2010年代にはグミ市場の急成長や、コンビニエンスストアのプライベートブランド菓子の台頭など、競争環境が大きく変化しました。

子供たちの嗜好も多様化し、カリポリのようなスティックキャンディというジャンル自体の需要が相対的に低下した可能性があります。

2. 少子化によるターゲット層の減少

日本の深刻な少子化は、製菓業界にも大きな影響を与えています。カリポリの主なターゲット層である子供の人口が減少すれば、当然ながら市場全体が縮小します。

売上の維持が困難になる中で、企業としては採算性を考慮し、売れ筋商品や新商品の開発に経営資源を集中させる必要が出てきます。その結果、一定のファンがいたとしても、かつての売上を維持できなくなったロングセラー商品が整理の対象となるケースは少なくありません。

3. コストの上昇と採算性の悪化

近年、原材料費や包装資材費、物流コストなどは上昇傾向にあります。カリポリのような手頃な価格帯のお菓子は、特にコスト上昇の影響を受けやすい側面があります。

価格を維持しようとすれば利益が圧迫され、かといって値上げをすれば、価格に敏感な主な購買層である子供たちやその親から選ばれにくくなるというジレンマに陥ります。こうした採算性の悪化が、製造終了の判断を後押しした可能性も十分に考えられます。

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カリポリ販売終了の理由と現在の状況

  • カリポリはまだ売ってる?
  • 通販サイトでの在庫状況
  • カリポリに似てるお菓子を紹介
  • 自宅での作り方はある?
  • おつまみの「カリポリ貝ひも」とは
  • 総括:カリポリ販売終了の理由

カリポリはまだ売ってる?

結論から申し上げますと、カバヤ食品が製造していたお菓子のカリポリは、現在どこの実店舗でも販売されていません。

前述の通り、2017年頃に販売が終了しており、すでに数年が経過しています。当時はまだ一部の駄菓子屋やディスカウントストアなどで在庫が残っていた可能性もありますが、賞味期限の観点からも、現在店頭で販売されていることはないと考えられます。

SNSなどで稀に「見つけた」という報告が上がることがあっても、それは後述する同名の別商品(貝ひも)である可能性が極めて高いです。

通販サイトでの在庫状況

実店舗での入手が不可能な場合、次に期待されるのがオンライン通販サイトです。しかし、Amazon(アマゾン)や楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な大手通販サイトで「カリポリ」と検索しても、お目当てのカバヤ食品のキャンディは表示されません。

フリマアプリのメルカリやヤフオク!などで過去に出品された履歴は見つかることがありますが、これらも販売終了直後のものがほとんどです。食品であるため賞味期限の問題があり、現在出品されているケースはまずありません。

仮に未開封品として出品されていたとしても、製造から長期間が経過しているため、安全性を考慮すると購入は推奨できません。

したがって、残念ながら通販サイトを通じてお菓子のカリポリを入手する方法も、現時点ではないと言えます。

カリポリに似てるお菓子を紹介

カリポリそのものを手に入れることはできませんが、あの懐かしい味わいや食感の面影を感じさせてくれる代替品はいくつか存在します。

「カリポリロス」に悩む方に向けて、現在スーパーやコンビニ、通販などで購入可能なお菓子を紹介します。

コリス「カジリッチョ」

スティック状のソフトキャンディで、「コーラ&ソーダ」味など、カリポリを彷彿とさせるフレーバーの組み合わせが特徴です。見た目の形状や味の方向性はカリポリに最も近い代替品として挙げる声が多いです。

ただし、食感はカリポリの「カリッ」としたハードキャンディではなく、グミとラムネを合わせたような「グニャッ」「シャリッ」とした柔らかめの食感である点が異なります。

江崎グリコ「ポップキャン」

ミッキーマウスの形をした棒付きキャンディです。スティック状ではありませんが、手に持って食べるスタイルは共通しています。

「コーラ」や「ソーダ」といった炭酸系のフレーバーがあり、食感もハードキャンディなので、舐めたり噛んだりする楽しみ方は似ているかもしれません。ただし、カリポリのような二層構造やシュワシュワ感はありません。

オリオン「コーラシガレット」

タバコを模した箱に入った、砂糖菓子のラムネです。スティック状の形状は異なりますが、コーラ風味と「ポリポリ」としたラムネの食感が、カリポリの中心部分の食感に近いと感じる人もいるようです。

これらのお菓子は、カリポリと完全に同じではありませんが、それぞれ似た要素を持っています。懐かしさを感じたい時に試してみるのも一つの方法です。

自宅での作り方はある?

「売ってないなら自分で作れないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、カリポリのあの独特な二層構造と食感を家庭で再現するのは、残念ながら非常に困難です。

インターネットで検索しても、カバヤのお菓子「カリポリ」の具体的な再現レシピは見当たりません。

重曹と砂糖を使って作る「カルメ焼き(ダルゴナキャンディ)」は、重曹によって膨らむ点が似ているかもしれませんが、食感や形状は全く異なります。

また、砂糖を煮詰めて作るべっこう飴に重曹やクエン酸を加えてシュワシュワ感を出そうとしても、外側が硬く中心がラムネ状という、あの繊細な二層構造を再現するのは専門的な設備や技術が必要になると考えられます。

自宅での完全な再現は難しいと認識しておくのが現実的です。

おつまみの「カリポリ貝ひも」とは

通販サイトなどで「カリポリ」と検索した際に、お菓子の代わりに高確率で表示されるのが「カリポリ 貝ひも」という商品です。

これは、カバヤ食品のキャンディとは全くの別物です。青森県平内町の有限会社アラコウ水産などが製造・販売している商品で、ホタテの貝ひもを油で揚げて味付けした「おつまみ」や「珍味」に分類されます。

カリポリ(お菓子)とカリポリ貝ひもの違い

項目 カリポリ(お菓子) カリポリ 貝ひも
メーカー カバヤ食品株式会社 (有)アラコウ水産 など
分類 キャンディ(お菓子) 珍味・おつまみ
主原料 砂糖、水あめ など ホタテの貝ひも
主な味 コーラ、ソーダ、フルーツ系 塩、醤油バター、ガーリック等
食感 カリッ、ポリッ(硬め) カリッ、ポリッ(歯ごたえ)
販売状況 2017年頃に販売終了 現在も販売中

名前が同じなのは、どちらも「カリカリ」「ポリポリ」とした食感が特徴であることに由来しているためです。

お菓子のカリポリを探している際には混同しないよう注意が必要ですが、この貝ひももおつまみとして非常に人気が高く、噛めば噛むほど旨味が出る美味しい商品です。

総括:カリポリ販売終了の理由

最後に、この記事で解説してきた「カリポリ販売終了理由」に関する情報を簡潔にまとめます。

  • カリポリはカバヤ食品が製造していたスティック状キャンディ
  • 「カリッ」「ポリッ」とした二層構造の独特な食感が人気だった
  • 正確な発売日は不明だが1990年代から2000年代に人気を博した
  • カバヤ食品からの公式発表はない
  • 2017年頃に市場から姿を消し、現在は販売終了している
  • 販売終了の理由は正式には公表されていない
  • 理由の推測①:菓子市場の競争激化と子供の嗜好の変化
  • 理由の推測②:少子化によるターゲット層(子供)の人口減少
  • 理由の推測③:原材料費や物流コスト高騰による採算性の悪化
  • 現在、実店舗で新品を購入することは不可能
  • Amazonや楽天などの通販サイトでも在庫は確認できない
  • フリマアプリなどでも賞味期限の問題から入手は困難
  • 似たお菓子としてコリス「カジリッチョ」が挙げられる
  • カジリッチョは味や形状が似ているが食感は柔らかい
  • 「ポップキャン」や「コーラシガレット」も一部の要素が似ている
  • 自宅での完全な再現(作り方)は非常に困難
  • 通販で見かける「カリポリ貝ひも」はホタテのおつまみで別商品
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