ローソンのアイスミルクティー、最近見かけないと不安になっていませんか。販売終了という噂が広まっていますが、この記事では「なぜ販売終了したのか?」という疑問の真相に迫ります。
また、同じく動向が注目されるアールグレイティーの最新情報や、ミルクティーの復活の可能性についても詳しく解説。
もしお目当ての商品が見つからない場合に試したい、似てる商品の情報や、缶販売の有無、さらには自宅で楽しむ本格的な作り方まで、気になる情報を網羅してお届けします。
ローソン アイスミルクティー販売終了の真相
- ローソン アイスミルクティーとは
- なぜ販売終了?
- 原材料高騰やラインナップの見直し
- SNSでの目撃情報まとめ
- アールグレイティーも販売終了 なぜ?
- ミルクティーの復活や再販の可能性
ローソン アイスミルクティーとは
ローソンのマチカフェで提供されていた「ミルクたっぷり ミルクティー」は、生乳を50%以上使用し、アッサム茶葉を100%使ったこだわりの一杯でした。その名の通り、ミルクのコクと紅茶の豊かな香りが特徴で、多くのファンに支持されてきた定番ドリンクの一つです。
価格は228円(税込)で、内容量は240ml。注文すると、店舗で専用のパックから氷の入ったカップに注いで提供されるスタイルでした。特にアッサム茶葉の濃厚な味わいとミルクのバランスが良く、甘さを求める層に人気がありました。
なぜ販売終了?
まず、2025年9月現在、ローソンの公式サイトや公式リリースにおいて「ミルクティー(アッサム)の販売を全国一斉で終了する」という明確なアナウンスは確認されていません。
ただし、公式の商品情報ページには「地域により販売終了する場合がございます」という記載が見られます。また、SNSや個人のブログでは「店頭で在庫限りと告げられた」「店舗スタッフから発注が停止したと聞いた」という報告が多数上がっています。
これらの状況を総合すると「全国一斉の公式な販売終了」ではなく、各地域や店舗の判断に基づき、段階的に取り扱いを終了している(フェーズアウト)状態である可能性が非常に高いと考えられます。
原材料高騰やラインナップの見直し
では、なぜ取り扱いを終了する店舗が増えているのでしょうか。背景には複数の要因が複合的に絡んでいると推測されます。
第一に、原材料費の高騰です。ミルクティーは、紅茶葉、乳製品、糖類など、コーヒーに比べて多くの原材料を必要とします。
近年、為替の変動による茶葉の輸入コスト増加や、国内の酪農事情、物流コストの上昇などが重なり、原価が上昇しています。手頃な価格帯で提供されるコンビニドリンクにとって、このコスト増は利益を圧迫する大きな要因となります。
第二に、商品ラインナップの定期的な見直しです。ローソンのマチカフェでは、季節限定商品や新商品が次々と導入されます。
その際、既存商品の売上や在庫の回転率を分析し、ラインナップの整理が行われます。定番商品であっても、他の新商品や主力商品と比較して優先度が下がれば、整理の対象となることがあります。
第三に、店舗オペレーションの効率化も考えられます。ミルクティーの提供は、他の自動マシンで完結するドリンクと比べて作業工程が多い場合があります。ピークタイムの混雑時に提供時間がかかる商品は、現場の負担軽減のために見直されるケースも想定されます。
SNSでの目撃情報まとめ
SNS上では、2024年の夏頃から「ローソンのアイスミルクティーが見当たらない」といった声が出始め、2025年の春から夏にかけて「店員さんに聞いたら発注できないと言われた」「ついに販売終了してしまった」という報告が急増しました。
ローソンのアイスミルクティー大好きなのに売ってない…
あのコーヒーマシンでミルク後入れするやつ…
飲みたい…
— のだあぃこ@10/26りんごちゃんハロウィン (@airisdoll) August 23, 2025
ローソンからアイスミルクティーが消えて1年しか経ってないマ?????? https://t.co/YlKDkeTgxg
— ごはん🎸 (@apricot_nn7) August 17, 2025
これらの書き込みは特定の地域に偏っているわけではなく、全国各地から投稿されています。このことから、多くの店舗で実際に取り扱いが終了している事実がうかがえます。
ただし、中には「まだ自分の地域の店舗では売っている」という声も散見されるため、前述の通り、店舗や地域によって対応に差が出ているのが現状のようです。
アールグレイティーも販売終了 なぜ?
ミルクティー(アッサム)と並んで、マチカフェの「アイスアールグレイティー」の動向も注目されています。この商品も、過去に一時的に店頭から姿を消し「販売終了した」と悲しむ声が多く上がった時期がありました。
しかし「アイスアールグレイティー」に関しては、2025年8月12日(火)からリニューアルされて再発売されています(参照:マチカフェから「アイスアールグレイティー」が登場!)
新しい商品は、イタリア産ベルガモットの爽やかな香りに加え、国産の柚子とレモンの華やかな香りを重ねた、よりすっきりとした味わいが特徴となっています。
このように、アールグレイティーは一度販売が縮小または終了した後、ファンの声に応える形で改良され再登場しました。ミルクティー(アッサム)とアールグレイティーの動向は、分けて考える必要があります。
ミルクティーの復活や再販の可能性
アールグレイティーが再販された実績があることから、ミルクティー(アッサム)の復活の可能性もゼロではないと考えられます。
過去にもコンビニエンスストアの商品では、販売終了後にSNSなどで「復活してほしい」という要望が多く集まり、それに応える形で期間限定や数量限定で再販されたケースが数多く存在します。
もし、リニューアルによるコスト問題の解決や、消費者の嗜好の変化(例えば、甘さ控えめや無糖への改良)などを経て、新たな商品として再登場する可能性は十分にあり得ます。
ファンの声が多ければ、ローソンの商品開発担当の目にも留まりやすくなるかもしれません。
ローソン アイスミルクティー販売終了後の代替品
- 缶販売はしている?
- 代わりになる似てる商品は?
- 通販で買える本格派ミルクティー
- 自宅で楽しむ本格ミルクティーの作り方
缶販売はしている?
ローソンのマチカフェで提供されるドリンクは、基本的に店頭でカップに注いで販売する形式をとっています。
そのため「アイスミルクティー」や「アイスアールグレイティー」を、提供時に使用している濃縮液や原液の「缶」や「パック」のまま購入することはできません。
過去にもYahoo!知恵袋などで「缶のまま欲しい」といった質問が寄せられていますが、店舗での回答は「缶のみでの販売はしていない」というものでした。
したがって、あの味を自宅でそのまま楽しむために缶やパックを入手することは、残念ながら不可能です。
代わりになる似てる商品は?
ローソンのミルクティー(アッサム)に近い、濃厚でミルク感のある味わいを求める場合、いくつかの代替品が考えられます。
まず、他チェーンのカウンタードリンクとしては、ミスタードーナツの「アイスミルクティー」が挙げられます。SNSなどでも「ローソンがなくなって悲しいが、ミスドのミルクティーは美味しい」といった比較の声が見られます。
また、コンビニやスーパーのチルドカップ飲料やペットボトル飲料にも、ミルクティー商品は多数存在します。
主な市販ミルクティー商品の比較(例)
| 商品名(例) | タイプ | 特徴 |
| リプトン ミルクティー | ペットボトル/紙パック | 定番。すっきりとした甘さと紅茶の香り。 |
| 紅茶花伝 ロイヤルミルクティー | ペットボトル | 濃厚なミルク感としっかりした甘みが特徴。 |
| 午後の紅茶 ミルクティー | ペットボトル | 茶葉の香りとミルクのバランスが良い。 |
| 各社プライベートブランド | チルドカップ | コンビニ各社が独自に展開。濃厚なタイプが多い。 |
ローソンの「ミルクたっぷり」という特徴を重視するならば、紅茶花伝やチルドカップ系の濃厚なタイプが比較的近い味わいかもしれません。
通販で買える本格派ミルクティー
店舗で手軽に買うことは難しくなりましたが、通販を利用すれば、さらに本格的で個性豊かなミルクティーに出会うことができます。特に、お湯やミルクで割る「濃縮タイプ」や「パウダータイプ」は、好みの濃さや甘さに調整できるメリットがあります。
おすすめ通販ミルクティー(タイプ別)
| 商品名(例) | タイプ | 特徴 |
| ブルック ボンド 紅茶花伝 ロイヤルミルクティー | 瓶入り飲料 | コンビニで売られているものとは異なる、瓶入りの濃厚タイプ。 |
| ネスレ ミルクティー 濃縮タイプ | 希釈(ポーション) | 牛乳や水で割るだけ。手軽に作れる。 |
| コクと香りの濃いミルクティーパウダー(無糖) | パウダー | 甘さを自分で調整したい人や、無糖派におすすめ。 |
| AHMAD TEA(アーマッドティー) | ティーバッグ | 本格的な茶葉。自分で濃く煮出してミルクと合わせる。 |
自宅で楽しむ本格ミルクティーの作り方
市販品に満足できない場合、自宅で本格的なミルクティーを淹れるのも一つの楽しみ方です。ローソンのミルクティー(アッサム)はアッサム茶葉を使用していたため、同じ茶葉を選ぶと近い雰囲気を再現できるかもしれません。
本格的なロイヤルミルクティーを淹れる際のポイントは以下の通りです。
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茶葉を選ぶ: ミルクに負けないコクと香りを持つ茶葉が適しています。アッサムの他に、ウバやセイロン(ディンブラなど)もミルクと好相性です。
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濃く抽出する: 少なめのお湯(95℃前後)で、茶葉を通常より多めに入れ、3分から5分ほどしっかりと蒸らして濃い紅茶液を作ります。
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ミルクと合わせる: 温めた牛乳と紅茶液を1:1、またはミルク多め(2:1)で合わせます。牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを使っても、違った風味が楽しめます。
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甘味を加える: 砂糖のほか、蜂蜜やきび糖、てんさい糖などを使うと、よりコク深い味わいになります。
アイスで楽しむ場合は、濃く淹れた紅茶液を急速に冷やしてから、冷たいミルクと合わせるのがおすすめです。
ローソン アイスミルクティー販売終了の状況
- ローソン アイスミルクティー販売終了に関する公式の全国一斉アナウンスは確認されていない
- 多くの店舗で「在庫限り」や「発注停止」の案内がされており、実質的な販売縮小または終了(フェーズアウト)の可能性が高い
- 背景には原材料費の高騰が考えられる
- ミルクティーはコーヒー等に比べ原材料(茶葉、ミルク、糖類)が多い
- 為替変動や物流コスト増が原価を圧迫している
- 季節ごとの商品ラインナップ見直しも理由の一つ
- 店舗でのオペレーション効率化(提供の手間)も影響した可能性がある
- SNSでは2024年夏頃から「見かけない」という声が出始め、2025年春以降に「発注停止」の報告が急増した
- 一方で「アイスアールグレイティー」は2025年8月12日にリニューアルして再販された
- ミルクティー(アッサム)とアールグレイティーの動向は分けて考える必要がある
- ミルクティー(アッサム)の復活はSNSなどのファンの声次第では可能性が残る
- マチカフェのドリンクは缶やパックのまま購入することはできない
- 代替品としては他チェーンのミルクティー(ミスドなど)が挙げられる
- 市販のペットボトルやチルドカップ商品も選択肢となる
- 通販では濃縮タイプやパウダータイプなど選択肢が豊富
- 自宅で本格的に淹れる場合はアッサムやウバの茶葉が適している

